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2025年11月11日

こんにちは!

しんかわ歯科クリニックの髙山です。

本日は、「根管治療とは?〜後編〜」と題し、前回の続きのお話をさせていただきます♪

前回、日本の保険治療での根管治療成功率が、初回治療で約35%、再治療で約20%、

海外の最先端治療での成功率が、初回治療で約90%、再治療で約80%と、かなり大きな差があるというお話をさせていただきました。

ではその理由は一体何なのでしょうか?

実は、大きな違いが4つあります。

①徹底した「無菌環境」

治療中にもダラダラと流れ出てくる唾液の中には、目には見えない虫歯菌や歯周病菌がたくさん存在しているため、「野晒し」の状態で治療しても、中をきれいにしようとしているのか細菌を入れ込んでいるのか、分からないような状態になってしまいます。

海外では必ず「隔壁」といって、唾液が流れ込んでこないように歯の周りに壁を作ったり、「ラバーダム」というゴム製のシートを使って、唾液の侵入を防ぎます。

ですが日本の歯科治療ではこれらの対策が当たり前になっておらず、ラバーダムの使用率は未だ5〜10%程度とされています。

②可視化することができるか

二次元レントゲンでは1本しか見えない根管が、三次元だと複雑に見えるのが分かります。

また、マイクロスコープという歯科用顕微鏡を使用することで、肉眼では見えない汚れも、はっきりと見ることができます。

この視野で綺麗にしていくことによって、細菌の取り残し率が大きく変わるのです。

ですが、日本でのマイクロスコープ普及率は未だ約10%くらいだと言われています。

③かけられる「時間」

実はマイクロスコープを使用しても、根管の先の細い部分までは見えないことが多いのです。

そういった場合は、中に消毒液を入れ、20〜30分漬け込んで科学的に消毒します。

ですので、少なくとも約1時間の治療が、複数回必要になってきます。

海外では、「歯科医院」といっても「根管治療専門」「インプラント専門」など、それぞれの医院が専門分野ごとに分かれており、1日の来院患者数が少ないため、時間に余裕を持って治療を行うことができます。

ところが、日本の歯科医院はいわば「総合病院」。

専門分野ごとに分かれておらず、さまざまな症状の患者さんが来院されるため、1日の患者数が多く、どうしても一人ひとりの患者さんにかけられる時間が限られてしまいます。

④被せ物の「適合精度」

銀歯とは違い、セラミックの被せ物は寸法変化の少ない高性能な型取り材や光学スキャンなどで精密に型取りをし、時間をかけて技工士さんに作ってもらうことができる分、適合精度(歯と被せ物の隙間をどれだけ無くせるか)が良くなります。

この精度は細菌の侵入を防ぐために、本当に大切な要素の1つです。

上記4つの違いが、根管治療の成功率を分ける大きな要因となっています。

これだけさまざまな方法を駆使しても100%成功する治療ではないので、保険診療の成功率が20〜35%というのも、納得ですよね😞

目に見えないたくさんの細菌の侵入を防ぐことは、本当に難しいことなんです。

ちなみに、、、!

しんかわ歯科クリニックには、ブログ内に出てきた、CT、マイクロスコープ、ラバーダム、光学スキャンなど、海外と同基準の治療ができる設備・環境が整っております😄

(治療や設備環境のこだわりについては、また改めてブログでお話しさせていただきます😄)

また、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・受付スタッフ、全てのスタッフが常に勉強し続け、患者さんの大切な歯を守るため、時間をかけて丁寧に治療することをモットーに診療にあたっております。

ただ一概に「歯科治療」と言っても、「症状」「今の状態」「治療にかけられる時間」「予算」「今のご自身の環境」「モチベーション」などさまざまな要素があり、誰一人として、全く同じ方はいらっしゃいません。

さまざまな観点から患者さん一人ひとりと向き合ってしっかりとお話しをし、治療を進めていくことが大切だと考えておりますので、気になることやご質問等ございましたら、ぜひ何度でもお気軽にご相談ください。

今回のブログはいかがでしたでしょうか?

全2回の「根管治療とは?」のブログを読んでいただいた方の中には、「では、しんかわ歯科クリニックでは実際どんな治療が受けられるの?」という疑問が湧いた方もいらっしゃるかと思います。

そんな方々に、しんかわ歯科クリニックの治療や、設備・環境、そしてそのこだわりポイントを知っていただけるよう、後日「しんかわ歯科クリニックの診療〜こだわりポイント〜」編もUPさせていただきます^^

ぜひ楽しみにしていてくださいね^^

しんかわ歯科クリニック 髙山

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