ブログ|堺市・中百舌鳥で歯科・歯医者をお探しの方はしんかわ歯科クリニックまで

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2018年7月18日

こんにちは!しんかわ歯科クリニックです。

今回は、子供が突然「歯が痛い!」と訴えたとき、どのように対処したらよいのかわからないという保護者の方に、今回は子供の歯の痛みについてお話ししたいと思います。

痛みを訴えるあいだに歯科を受診できればよいのですが、夜間や休日などすぐに対応できない場合もあるでしょう。また小さなお子様の場合は症状も曖昧で、「痛い!」と泣いたかと思えば、しばらくするとケロッと機嫌よく遊びだすこともよくあります。

堺市のしんかわ歯科クリニックでは「歯が痛い!」と子供が訴えたとき、以下のポイントに注意することを皆様にお伝えしています。

痛む場所以外にもお口の中を隅々までチェックする

「歯が痛い!」と子供が訴えたとき、保護者の方がまず疑うのは『虫歯』だと思います。ただ子供は虫歯に限らず、歯肉炎や口内炎といった炎症によって歯の痛みを訴えるケースもあります。代表的な病気でいうと、手足口病などがそうでしょうか。

また子供は自分の感覚をうまく伝える能力が育っていないため、大人にとっては痛くないものでも「痛い!」と表現することがあります。例えば歯と歯の間に食べ物が挟まっている不快感や、歯が生え変わる時期の違和感、歯がグラグラ揺れる感じなどを痛みとして訴えます。さらに上下左右の感覚も曖昧なため、「上の歯が痛い」といっても実は下の歯に問題が生じているケースもめずらしくありません。

したがって「歯が痛い!」と訴えた場合は、本人が痛いといっている歯以外の部位もくまなく観察してみましょう

心身の状態をチェックする

子供の場合はお口の中以外の健康上の問題でも、歯の痛みを訴えます。例えば顔の小さな子供は耳や鼻との距離が近いため、耳鼻科領域の病気が歯の痛みとしてあわらわれることがあります。子供に多い中耳炎は耳に近い奥歯付近に痛みを感じやすく、「歯が痛い!」と最初に訴えることも少なくありません。

また子供は心理的な要因で体に痛みを感じる場合があります。精神的ストレスによって「頭が痛い」「お腹が痛い」というケースはよく耳にしますが、場合によってそれが歯の痛みとしてあらわれることもあります。

もし歯医者で診てもらって「問題なし」といわれたのに、まだ歯の痛みを訴えるようであれば、心身の健康面についても振り返るのも良いかもしれません。

痛みを訴えている子どもから、痛みを取ってあげることは何よりも重要なことですが、しんかわ歯科クリニックでは、「治療すること」が目的ではなく、「健康でいること」を目標として、その時その時に必要な対応をしていきますので、小さなことでも気になることがあればいつでもご相談下さい。

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