ブログ|堺市・中百舌鳥で歯科・歯医者をお探しの方はしんかわ歯科クリニックまで

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2018年7月24日

こんにちは!しんかわ歯科クリニックです!
暑い日がつづいていますが、皆さん夏バテなどはだいじょうぶでしょうか。
今回は「なかなか抜けない乳歯」をテーマに書いてみたいと思います。

乳歯から永久歯への生え変わりは早いお子さんで5,6歳ごろ、下の前歯から始まります。この時期にはどのお子さんも保育園や幼稚園に通っているため、周りのお子さんの乳歯が抜けるのをみて「うちもそろそろかな?」と保護者の方も様子をうかがいはじめることでしょう。

一方で周りのお子さんはどんどん生えかわりが始まっているのに、自分の子どもだけが一向に抜ける気配がないと親としては不安になります。堺市のしんかわ歯科クリニックにも、「乳歯が抜けない」と多くの方がご相談にいらっしゃいます。

しかし子どもの成長は個人差が大きく、同じ月齢であっても身長が低かったり高かったりするように、歯の成長も一律ではありません。生え変わりの時期というのはあくまで目安であり、5歳ごろから抜け始める子もいれば、7歳ごろになってようやく抜け始める子もいます。したがって保護者の方もあまり神経質にならず、お子さんの成長を暖かく見守ってあげることも大切です。

ただ中には、何らかの原因によって生え変わりが遅れてしまうお子さんがいるのも確かです。「うちの子の乳歯、なかなか抜けないな」と感じたら以下のポイントをチェックし、気になるようであれば一度小児歯科を受診してみることをお勧めします。

永久歯が生えてきたのに、乳歯が抜けない

乳歯から永久歯への生え変わりで、よくあるのが乳歯の抜ける前に永久歯が生え始めるケースです。これは特に下の前歯で起こりやすく、乳歯の裏側から永久歯の先端が見えはじめます。

このようなケースは早めに歯科医院を受診し、残っている乳歯を抜歯してもらうほうがよいでしょう。あまりその状態が長く続くと、永久歯の歯並びに影響がでる可能性があるので注意してください。

永久歯がもともとない(先天性欠損)

永久歯は親知らずを合わせて32本ありますが、そのすべての永久歯が必ずそろうとは限りません。稀なケースではありますが、永久歯が本来の数より少なく、32本に達していない方も中にはいらっしゃいます。

これは専門的には「先天性欠損(せんてんせいけっそん)」と呼ばれています。先天性欠損になりやすい永久歯は、第二小臼歯(前から5番目)と側切歯(前から2番目)で、上よりも下の永久歯の方が発生率は高くなります。

先天性欠損がある場合、その上にある乳歯がなかなか抜けにくいことがあります。先天性欠損はレントゲンを撮らなければ確認ができないため、気になる方は歯科医院で相談してみましょう。

癒合歯(ゆごうし)

癒合歯(ゆごうし)とは、本来は2本であるはずの乳歯が結合し、1本の乳歯のような形をしてしまっている歯のことをいいます。乳歯の癒合歯は前歯に発生しやすく、隣り合う前歯2本がくっついた状態で生えてきます。

癒合歯自体が何か特別悪いということはありませんが、癒合歯は生え変わりの時期になっても抜けないことが多く、また永久歯の歯並びにも何らかの影響を及ぼす可能性があります。

乳歯の前歯の形が少し変わっている、もしくは乳歯の総数が20本よりも少ない場合は、癒合歯でないか一度歯科医院で診てもらいましょう。

しんかわ歯科クリニックでは年長組さんから小学校1年生くらいを目安に、生え変わりの状態がわかるレントゲンを撮影しています。最新のレントゲン機器では、被曝量もわずかですので、安心してご相談ください。
また,こどもの歯,歯並びでご心配なことがございましたら,無料で矯正相談なども行っております。お気軽にしんかわ歯科クリニックまでおたずねください☆

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