ブログ|堺市・中百舌鳥で歯科・歯医者をお探しの方はしんかわ歯科クリニックまで

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2017年6月2日

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5月ももうすぐ終わりですね.5月といえどもお昼は夏のような日差しで少し歩くだけでもへとへとになります。

まだまだもっと暑くなると思うとゾッとしますが,暑さに負けないよう頑張りましょう!

 

5月は技工所の方をお招きして毎週勉強会を行いました。

同じ歯科業界で働いているものの,

技工所の方がどのように患者さんのお口に入る被せ物を作っているのかを

直接的に知る機会は少なかったので,スタッフ全員にとって,とても新鮮な勉強会となりました。

 

皆さんは,虫歯をとり除いた後や,神経を触る治療をした後に,

型取りをして詰め物や被せ物を入れた経験はありますか?

その被せ物は,型取りをして,その型取りした粘土のようなものに

石膏というものを流して,模型を作り,

技工所の方に被せ物を作ってきてもらうという工程があってできています。

 

型取りをしますねーとお声掛けすると

気持ち悪いなー,冷たいし喉の奥まで来る感じが不快だなー,という意見をたくさん聞きます。

スタッフも相互練習などで一度は体験しているので

皆さんのお気持ちはかなーりわかります(;-;)

私は,軽度ですが知覚過敏なので,あの冷たい感じが嫌いです。

ただ,それをしないといけない理由がきちんとあり,

ピッタリ合う被せ物を作るのに必要不可欠なのです!!

 

今回は,石膏の流し方や,どのように型取りしたものを保管するべきかなど

よりピッタリな被せ物を患者さんに届けるために

私達ができることを学ぶことができました。

 

更に,被せ物の種類についてもお話していただきました!

高度で最先端の機械の技術はもちろん,技工所の方の経験や知識が集まって

皆さんの銀歯や、セラミックなどの白い被せ物も作られています。

それぞれに特徴があり,メリットやデメリットがあること,

いい素材の中でも,患者さんのお口に合わせた素材があることを

新たに知ることが出来ました。

 

 

一度被せ物をつけたら,再治療の際はその被せ物をとって

虫歯の部分を削って再度被せ物を被せないといけません。

そうなると,少なからずとも歯を削ることになり,

歯の寿命を縮めることにつながります。

すると,最終的に抜歯のリスクを高めることになります。

 

もちろん毎日のハミガキがいちばん大事なことです。

必ずしも銀歯がいけないわけではないのですが,

銀歯はいろんな理由によってセラミックと比べると,隙間ができやすく,虫歯のリスクが大きくなります。

そうなることで,再治療をせざるを得ない場合が多くあります。

もちろんセラミックを用いても2次むし歯になるリスクはゼロではありませんが,

セラミックは歯に近い素材であり

透明感や,色調などの見た目はもちろん,

ご自身の歯を健康に保つのに有効な素材でもあります。

ただ,保険外ということもあり,金額だけをみると手をのばしにくく感じると思います。

しかし,私が歯科助手として勤めてきた中で,

セラミックをいれて後悔されている方は見たことがありません。

金額だけをみるとビックリしちゃうかもですが

それくらい意味のあるものだと思っています。

 

今,怖い思いをして治療をして,

忙しい中何度も来院して,どうせ治すのなら

再治療のリスクをなるべく下げて,自信を持って笑顔になれる白い歯を

ご自身のために検討して頂ければなぁ...と思います。

何か少しでも気になることがあれば,

この勉強会で得た知識をもとに,

スタッフもお話させて頂きますのでぜひお伝え下さい!

 

今回の勉強会は,

普段私達でも見れないようなことを知れたし,

自分たちの知識や,患者さんのためになる知識で

改めて勉強になって楽しかったです(^^)

しんかわ歯科クリニックでは定期的にスタッフの勉強会を行っています!

またそのときは,こういった形でお伝えできるように

しっかり勉強しますね!

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