1.お口の状態の確認
虫歯や歯周病の進行状況を正確に把握するために、レントゲン撮影が必要なケースもあります。
レントゲンは、歯と歯の間の外側から見えない虫歯や、顎の骨の状態を把握するために必要な検査です。
また、歯周病の進行を知るために、歯周ポケットの深さの測定はもちろん、「プローブ」という器具を使用して歯ぐきの出血や腫れなどもチェックします。
2.歯のクリーニング
● スケーリング
● PMTC
歯石は歯垢が固くなったもので、歯ブラシでは落とすことができません。定期検診ではスケーリングを行い、歯の表面についた歯石や歯垢を専用の器具や機械で効率的に落とします。
また、歯石を長期間放置すると、歯ぐきが下がっていきますが、歯石を取り除くとそのリスクも抑えられます。
PMTCは専用の機械や研磨剤を使用して、全ての歯の着色汚れを除去する歯の表面の清掃です。普段、ブラッシングでは落とし切れない歯垢やバイオフィルム(粘着性が高く、膜のようにこびりついたもの)を取り除きます。
3.ブラッシング指導
虫歯や歯周病予防には、毎日の歯磨きが欠かせません。しかし、患者さまのお口の状況は一人一人異なるため、患者さまに合ったブラッシング方法を知ることが大切です。
定期検診では、汚れの付き具合をチェックして、ブラッシングのコツをお伝えし、デンタルフロスや歯間ブラシなどのケアグッズのご提案もいたします。